小さな駅をリリースします(1/80)

主に軽便鉄道向けのパイクやレイアウト、お座敷レイアウトでも楽しめる駅のリリースをします。
木造の擬洋風建築風な駅舎は幅70mm×奥行き84mmで、パイクなどで設置することを意識したものです。カラーはグレーと白の壁に赤いトタン屋根というアイコニックで絵本の中に登場しそうな駅舎となっています。広い敷地を持つレイアウトならば、別棟のトイレや倉庫などを設けると活気ある光景を作ることができそうです。ホームの高さは8mm、線路を考慮すると3-5mm(実寸240-400mm相当)の低めのホームとなります。軽便鉄道や蒸気機関車時代の低い高さのホームを再現しています。ホームの長さは240mm、一般的な猫屋線の電車や気動車2両分、2軸の機関車+2軸の客車や貨車3両分程度の有効長を備えています。ホームと駅舎土台の立ち面は、コンクリートで固めた雰囲気になっています。

洋風の駅舎に、当時の鉄道への期待や意気込みを感じます

擬洋風建築と呼ばれる、主に明治時代の頃に西洋の建築様式を手本とした洋風の建築物がたくさん作られました。当時建物を建てるのは大工さんですが、おそらく書物やすでにある洋館などを参考にして洋風の建物を建てたのでしょう。

この製品はそうした歴史にインスパイアされて完全オリジナルの駅舎をデザインしました。

駅の向こうに見える景色、そのための内装

鉄道模型のストラクチャー(建物)の中で、駅の存在は重要です。入口からプラットフォームを覗き込んで、停車する車両をみて、そこにリアリティを感じたり。またプラットフォームから入口を覗き見た駅前の景色に心躍る、そんな体験をされた方は多いでしょう。この駅舎では、そんな覗き見る風景の額縁となる駅の内装の雰囲気にもこだわりました。

駅の表記は時代にあわせて

駅の表記は時代が反映されます

明治/大正期では横書きも縦書きも右から左に記述されており、書体は白いペンキで楷書したタイプを表現しています。

昭和20年以降は、横書きが現在と同じく左から右に記述され、書体は国鉄の標準的な手書きゴシックで表現しています。

屋根は着脱式にすることも可能です

屋根を着脱式にすることで、内装を作りこんだり、付け足したり、フィギアの配置を変えたりすることが可能です。

もちろん固定させることも可能です。

プラットホームの有効長について

駅舎とホーム+駅舎の土台部分は別体です、パイクなどで使う場合は、ホームは自作されることが多いでしょう。大きなレイアウトやお座敷で使う場合は、ホームを使う事で簡単に駅の雰囲気を楽しむことができます。

ホームの長さは240mmです。
二軸のマッチ箱客車ならば3両+2軸機関車。
猫屋線のボギー車両では2両が有効長の目安となります。

ホームの高さは8mm、軽便鉄道らしい低いホームの雰囲気を楽しんでいただけます。

カラーペーパーを使っているので、塗装しなくても気軽につかえます

カラーペーパーをレーザーカットしているので塗装しなくても気軽に使うことができます。端面のレタッチを入れると、なお良し、といった感じでしょうか。